底地の売却事例ー「高齢の私に代わって、すべて任せられた。」

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底地の売却事例ー「高齢の私に代わって、すべて任せられた。資産価値を守りながら、底地をきれいに整理できました」

底地の売却事例ー「高齢の私に代わって、すべて任せられた。資産価値を守りながら、底地をきれいに整理できました」_センチュリー21中央プロパティー

─ 東京都在住・地主 Iさん(67歳女性)のケース

借地人の多い「底地」という重荷──整理したくても手が出せなかった

私は現在67歳。東京都内で長年暮らしてきました。子どもも独立し、そろそろ自分の身の回りや資産を整理しようと思う年齢です。

そんな中、ずっと気になっていたのが、都内に所有している約400坪の底地でした。父から相続した土地で、住宅地として整備されたエリアにあります。ただ、そこには複数の借地人が暮らしており、それぞれに異なる契約があります。

地代は毎月入ってくるものの、1件あたりの金額は大きくありませんし、契約内容も昔のまま。借地人が変わるたびに書類の整備や権利関係の確認が必要になり、正直、高齢の私一人ではとても管理しきれない状況でした。

そして何より、「この土地をこのまま持っていても、子どもたちに負担を残すだけだ」と思うようになったのです。

一部だけの売却はリスクも──資産価値を守りたいという想い

最初は、「せめて一部だけでも売却できないか」と考えたこともあります。しかし、知人の不動産関係者からこう言われました。

「その土地、一部だけ売ってしまうと地形がいびつになって、資産価値が大きく下がるかもしれないよ」

確かに、私が持っている底地はまとまりのある土地で、400坪というスケールがあるからこそ価値がある。それをバラバラに売ってしまえば、将来売却や活用を検討する際にも買い手がつかない可能性があります。

でも、借地人さん全員と個別に交渉して、それぞれに底地を買ってもらうなんて、とてもじゃないけど現実的ではありません。そもそも、「買いたくない」「借りていた方が安いから」と断られるケースも出てくるでしょう。

私は完全に行き詰まってしまいました。

解決の鍵は「一括売却」──中央プロパティーの提案に希望を見出す

そんなとき、「センチュリー21中央プロパティー」さんの広告を見ました。

「底地・借地専門」
「難しい案件もご相談ください」

この言葉に惹かれ、ダメ元で電話してみたのが始まりでした。

すぐに担当の方が自宅を訪ねてくださり、私の悩みを親身に聞いてくれました。借地人の数、土地の形状、契約内容の複雑さ――全てを把握したうえで、こう提案してくれたんです。

「借地人様に個別で売却交渉する方法もありますが、それでは資産価値が下がりやすく、トラブルのリスクもあります。この土地は一括で売却された方が、むしろ価値が守られます。」

「弊社で一括売却の手続きを全面的にお引き受けします。契約の取りまとめ、借地人様への通知、登記関係の整理も含め、すべてお任せください。」

この言葉を聞いた瞬間、胸がスッと軽くなりました。

借地人との対応もすべて一任──ストレスのない売却手続き

売却手続きが始まってから、私はほとんど何もする必要がありませんでした。

中央プロパティーさんの担当者は、借地人一人ひとりに説明を行い、丁寧に意向を確認してくれました。「自分で底地を買いたい」という方がいれば調整し、購入の意思がない方については、そのまま賃借人としての権利を残したうえで売却を進めるという選択肢も提案してくれました。

中には難色を示す借地人もいたようですが、そこも専門的な知識と交渉力で丁寧に対応。私が感情的に巻き込まれることは一切なかったのが本当にありがたかったです。

また、契約の書類整理や法的な手続きも、提携の司法書士さんを含めてすべて手配してくださり、高齢者の私でも安心して進められる体制を整えてくれました。

売却完了──資産価値を守りながら、きれいに手放せた

最終的に、400坪すべての底地を一括で購入してくれる法人が現れ、無事に売却が完了しました。

正直、最初は「買い手なんて見つからないのでは」と不安でしたが、中央プロパティーさんは豊富なネットワークを活かし、底地の活用を前提にした専門の買主をすぐに見つけてくださいました。

売却価格についても納得できるもので、個別売却よりもはるかに効率的で価値のある取引だったと実感しています。

売却後の安心感──「これでもう、子どもに心配をかけずに済む」

底地を売却してからというもの、精神的な安心感がまったく違います。

借地人からの連絡に神経を使うこともない

書類の管理や契約更新に頭を悩ませることもない

子どもたちに、「あの土地どうするの?」と聞かれることもない

「このまま相続させるしかない」と思っていた重荷を、今のうちに整理できたことは、本当に大きな決断だったと感じています。

何より、資産価値を守った状態で売却できたことが嬉しいです。「安く手放すしかない」と諦めず、専門家に相談してよかったと思います。

同じ悩みを持つ地主の方へ──「“全部任せられる”ことの安心感は本物です」

底地という資産は、ただ所有していればいいものではありません。収益性の低さ・管理の煩雑さ・借地人との関係性など、想像以上に複雑で、年齢を重ねるとますます手が出せなくなります。

私は今回、中央プロパティーさんに出会い、「全部任せられる安心感」というものを初めて知りました。

担当者の対応は終始丁寧で、売却後も必要なアフターフォローについて細やかに案内していただけました。専門家に相談することは、決して敷居が高いことではありません。

最後に──「今、動いて本当によかった」

人生の後半になってから、こうして一つの大きな問題を解決できたことは、私にとって大きな自信にもなりました。

「いつかやらなきゃ」と思っている底地の整理。“今”動くことで、得られる安心と価値が確かにあると実感しています。

もし同じように悩んでいる地主の方がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてください。私のように、「相談してよかった」と思える日が、きっと来るはずです。

【インタビュー協力】
東京都在住・Iさん(67歳・女性)
売却対象物件:東京都内 約400坪の底地(借地人複数)

この記事の監修者

松本 喜路

宅地建物取引士

【相談実績:1,000件以上】
私は借地権に特化した不動産の専門家として、長年の経験を活かし、お客様に最適なアドバイスを提供しています。借地権の売却や更新、契約内容に関する問題など、複雑な手続きや法的な疑問に対しても、分かりやすく丁寧にサポートいたします。お客様のご希望に沿った解決策を提案し、安心して取引できるよう全力でお手伝いします。どんな小さなお悩みでも、お気軽にご相談ください。お客様にとって最善の結果を導くことをお約束します。

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